2020.7.25 ビューティースクール
さて、前回はサロンにお迎えするまででしたね。今日はその先に進みましょう。
お客様をとっても嬉しい気持ちで、にこやかに迎え入れながら、私は次の観察にすすんでいます。
まずは、ようくお客様のメイクアップの状態を確認します。
お化粧ノリ・お化粧崩れのようすです。
お客様に椅子をすすめながら、メイクアップを施した時間をお聞きしたりします。
その時間からさかのぼり、
「うん?化粧崩れはやくない?」
「ファンデーションが浮いているかな?」
と感じる時。そこでもお客様の体調やホームケアの様子を推し量ります。
お客様を遠くから見留め、お出迎えして、椅子にお座りになるまでに、ある程度のお肌の状態を捉えて、ホームケア(スキンケア・食事・疲労・ストレスなど)の様子まで想像する。
その先はお客様と和やかにお話しながら、自分が感じたこととお客様の感じられる状態の再確認をして、本日のトリートメントコースの選択をします。
そしてクレンジングをすすめながら、目視と指先で捉える実際の肌確認により、コースの選定が合っているか(より良い方法が他にあるか)など、つねにお客様のお肌と向き合い、自問自答を繰り返しながら進めていきます。
当スクールの技術講座では、ここもしっかりとお伝えしています。
さて、
私はエステティシャンですが、これはエステティックだけに使うことではなくて、ご家族や周りの方にも実践されると、とても良いと思います。
お子様やご家族、お友達など、目の前にいる人にまずは興味を持ち、ようく観察してみることで。
その方のことが今までより深く理解できたり、それによりかける言葉が変わってきて、関係もより良くなることでしょう。
ぜひ、実践してみてくださいね。