2020.8.16 ビューティースクール
おうちサロンから始まり、エステティシャンとして32年。三人の子供を持ちながら、私がどのようにしてエステティシャンを続けてきたのか、そして子育てが一段落した今、私の働き方はどうなったのかをお伝えしたいと思います。
私は元々仕事が大好きで、没頭すると周りが見えなくなるほど入り込みます。「仕事だけをしていたい」と思う程です。
しかし家族を、子供を持った以上、妻として、母親として、やらねばならないことは沢山ありました。そこで私は自分が自由に働き活動していくために家族を巻き込んできました。
それは家族の協力を得るやり方です。
大切なことは主人と子供達に私の仕事に対して好感を持ってもらうことでした。
そこで、食べることが大好きな家族の夕飯はしっかりと作りました。そのかわり、それ以外の家事は時短でこなしました。また、自分の仕事の内容、やり方、なりたい姿を丁寧に説明すること。愚痴は一切言わず、楽しい事だけを伝えるようにしていました。
当初のおうちサロン作りは家族みんなで手作りしたり、お客様にお出しするスイーツはいつも家族にも振舞いました。また、子供の行事や学校役員はきちんとこなして、その間をすり抜けるようにタイトな時間で、サロン運営・勉強・資格取得をしました。大変時間に追われる毎日でしたが、充実していました。
そうして子供達が育った現在、上の子供2人は独立し、末娘も大学生で自立心旺盛。主人も多忙な年齢となり、夜9時に自宅帰っても家には誰も居ません。もう「仕事をやるしかないね」という状況です。
私達女性は、家族の成長と共に、生活環境も変わりますが、その都度臨機応変にしなやかに働く事ができます。家族に合わせながらも、自分自身の仕事を如何に進めるかを考えてきました。常に自分に小さな目標を与えてそれを積み重ねていけば、その先に望む結果が得られるのです。57歳となった今、その積み重ねが今の自分の土台となり、花開いてきました。現在はエステティックサロン・エステティックスクール主宰、シェアサロン・F Bグループを運営、サロンコンサルティングもしています。私の仕事はとても充実しています。人生100年時代、自分や主人の年齢と共に仕事スタイルを変えながらしなやかに働き続けたいと思います。